世情

>某KJさん
忙しいですよ。
まあ、日記書く習慣が途切れただけと言うのもあるけど。


今回は法政大学学生会館への思いを書いてみましょうか。


考えると、自分が過ごした場所が取り壊されるのは思いつく限りでは初めてだ。
私自身は学生会館が取り壊されるのはやむをえないことだと考えている。
もちろん、他大の先輩を招いて酒を飲んで熱く語った日や、ディベートのために
徹夜で勉強会をやったあの日、いくつもの思い出があるBOXがなくなるというのは寂しい。
でも、老朽状況を考えるとやむをえないことなのだろう。
それは仕方がない。


しかし、新しい施設にBOXが全くないというのはどういうことなのだろうか。
大学は広く学生に使えるような施設を作るといってBOXのような占有施設は作らないのだという。
大学ってなんだろう。サークルってなんだろう。
大学は確かに研究機関だ。
しかし、法政のような大学が研究機関として認められるとは思えないし、大学もそう考えているはず。
では、法政大学は人間育成・社会人への通過点として捉えられるべきなのか。
そうかもしれない。そうだろうな。キャリアデザイン学部とかを作るくらいだし。
では、ゼミや大学の授業だけを持って、そのような場所になりえるのか。
私は今までの経験からそれはありえないと考える。
少なくとも、私の学生生活はゼミや授業よりもサークル活動がほとんどだったし、
そこから派生する活動がほとんどだった。
大学生活だけではない。中学時代からそうだった。
サークル活動は人間育成や、経験を積むのにとても有効な場所なのじゃないか。
酒をBOXで飲む、BOXでだべる。
このことも、大学は説明会でサークルの活動とははなれているので、ダメだという。
別にいいんじゃないか。
そういう行動が人間関係を作っていくんじゃないか。
密室だからダメ?じゃあ、ガラス窓にすればいいじゃないか。
全てが、一方的な思い込み、若しくは決め付けのように思える。


学生側にも思うことはある。
結局、君達は与えられたモノを許容するだけなんだね。
大学がダメというからいいやと。
今までのBOXでも、学生は自分達で管理している意識はなく、
どっかのだれかが勝手にやってくれているだろうと思っていたよね。
別に、大学に反発しろとか抗議活動をしろとか言うつもりはない。
でも、サイレントなままだったらそう思うしかないよ。考えた過程がみえないんだもの。


防災対策本部にも思うことはある。
知り合いがいるので、余り強くはいいたくないけど、やっぱり不透明だよ。
あなた方自身が何を考えているのかさっぱりわからない。顔が見えない。
まあ、それは学友会の本部団体全部にいえることなのかもしれないけど。
予算決算公開しないしね(まあ、それは別の話しだが)


自分も卑怯だ。
批判は思いつくけど、それに対してのアクションが思いつかない。
多摩の本部員だから動けないという。
じゃあ、本当に思い入れがあるのなら本部員を辞めてでも活動すればいいんじゃないか。
結局逃げてるだけじゃないのか。


実力入館から30年で学生会館の歴史は終止符を打つ。


(つづく・・・のか?)