保坂展人氏の当選の事

自民党が東京ブロックで勝ちすぎて、比例名簿を使い切ってしまい、
他党にその枠を渡してしまったのは、各誌でも報道されています。
ま、それが私の支持した「保坂展人氏」だったわけですが。


今回の件で、一部には「議員辞職すべきだ」とか、
「民意に反している」との声が聞かれます。
冷静に考えて見ましょう。
社民党は比例で30万票もの票を得ているわけで、
それなりの信任を得ているわけです。
例えばもし、小選挙区で当選者が死去した場合、選挙から3ヶ月以内であれば
次点候補者が当選するわけですが、この方は民意に反しているわけでしょうか。
そうではないでしょう。
ヒトケタ代の票を得た人が当選するのをおかしいと言うならまだしも、
30万票を得た政党に対して、民意を汲んでいないというのは筋違いです。
また、そのような批判をするのであれば、
今の重複立候補を改めないといけないでしょう。
また、今回自民党の東京ブロックで商店街の
おっちゃんが当選しましたが、彼は「政治はよくわからないけれど頑張りたい」
と言っています。
このような方が名簿に載っていた自民党のおかしさと、
このような人が政治家になるおかしさの方を指摘すべきでしょう。
(追記)
あ、比例名簿2位なのに当選ということについても、「強運」との
指摘がありますが、あれは社民党の戦略であって、
保坂氏は事実上の1位だったと思いますよ。
何故なら、1位の中川氏が立候補した地盤は前回も社民党候補が
供託金を没収されていた地盤であって、比例当選の可能性はほぼなかった。
そして、前回保坂氏は東京6区で立候補して供託金没収されてるんです。
で、今回は比例に専念して、比例で保坂氏を当選させようという
考えだったと思いますよ。
ま、これもおかしいと言うなら、比例代表そのものを
なくしていくしかないということになるんですがね。