先日の水害

近所の護岸崩壊現場

4日の水害のツメ跡はまだまだ残っているんだと感じた。
今日から、夏休みなので近所を歩いていたら、いたるところで
畳や床の張替え、掃除を行っていた。
集中豪雨から1週間以上経っているのにである。


歩いていると、地域で中野区に陳情でもしようとしているのか、
被害状況を聞いて回っているおばさん達がいた。
ちなみに中野区の対応は↓で見ることが出来る。
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/018/01/d00500009.html
中野区の対応を考えてみると、4日の日記にも書いたが、私の家も
妙正寺川沿いの家なのに、避難勧告の指示は全く聞こえず、
解除されたから、指示が出されていた事を知った。
私の家の近所には、車椅子の方もいらっしゃるようだし、
まかり間違えば、避難勧告が聞こえず不幸な事態を招いていたかもしれない。
避難勧告が出されていた時間には、私の記憶だと家の外の道路で
股下くらいまできていたから、他の場所だともっと深かったかもしれない。
さらに、この集中豪雨をTVメディアが報じ始めたのは、23時の段階でも
微妙だったような記憶がある。
唯一頼りになったのはNHKラジオだった。
ラジオで放送できている事をTVは何故出来なかったのだろうか。


自分の地域でも、朝に仕事に行って、夜帰ってくる生活だと
見えなかった部分がたくさんあることに気づく。
そして、今の状況を新聞などのメディアは
伝えてくれてもいいのではないかと感じる。
都市型災害の怖さを報道することには価値があるのではないだろうか。