ガイナックスの終わり

トップをねらえの続編を制作し、さらに
トップをねらえ+トップをねらえ2の抱き合わせ
劇場版を流すという時点で、かなりヤバイとは思っていたが、
ついに本当に最後の禁断の実に手を出したといわざるを得ない。

NEWTYPEの10月号で新作で劇場版EVAを4部作で流すという
記事が掲載されたらしい。
いや、別にいいんだけどさ。そこまで困った状況なの?
新約Zガンダムとかリメイクものが
最近出始めていたけど、ガイナックスはそういうのには
手を出さないと思っていた。
王立宇宙軍を見た時に抱いた、ガイナックスへの
期待感を数年前まで持っていた。EVAには否定的な立場だったけど。
でも、パチンコでEVAが出たときから失望し始め、
トップ劇場版の話でさらに失望し、今回の話で
「ああ、完全に一つの時代が終わったな」と思わされた。

間違いなく劇場版は見に行くだろう。
ただ、それは90年代後半を生きたオタクとしての
義務であり、大きな期待を抱いて見に行くことはないだろう。
そもそも、ガイナックスを創った世代は宇宙戦艦ヤマト
終わった物語のリメイクを作ることについて痛いほどわかっているはずだ。
非常に残念だといわざるを得ない。
そして、私は今のガイナックス王立宇宙軍の続編を
絶対に作って欲しくない思っている。