スターボー
この名前を聞いて誰の事かわかったあなたは
マニア性質を持っていることは間違いないでしょう。
私がスターボに出会ったのは高校の放送室でした。
ジャケットのあまりに前衛的なメイクとコスチュームに
ひかれて聞いてみると、予想をはるかに超えた歌声。
そのインパクトはすさまじく、放送部では一時期
スターボーの「ハートブレイク太陽族」は大人気となりました。
そして、大学になりインターネットで色々調べてみると、
そのコンセプトのすさまじさを知ります。
以下のサイトより抜粋。
http://www.interq.or.jp/silver/you/1980/1982/starbo.htm
「スターボー ・・・ '82年 地球に突如として現れた宇宙三銃士。地球人に「A・I (愛)」を伝えるのが目的・・・。あまりにも突拍子で度を越した設定に地球人は引きまくったとか (^-^; (中略)
まず初めに感じるのが・・・「何故に男言葉?」。そうなんです、宇宙三銃士が歌う歌詞は男言葉なんです。それも妙にドスが利いたボーカルなので訳のわからない「恐怖感」すら覚えてしまうのです。そんな調子でテクノSIDEは淡々と進行していくのですが、M-2〜M-6まではなんと ! 作詞を松本隆、作曲を細野晴臣が手掛けております。こんな著名な方々が何を血迷ってこの仕事を引き受けたのかは謎ですが・・・。一応フォローしておきますとこのテクノSIDE、コンセプト的には非常にクォリティ高いと思います。ここまで徹底したコンセプトをもった作品ってなかなかないと思うんですよね。ただ残念なのは次に紹介する「キャンディーズもどきSIDE」と抱き合わせになってしまったことで中途半端に感じてしまうことです。できればテクノだけの作品として発表してほしかったんですが、デビュー曲『ハートブレイク太陽族』の売り上げが7千枚(オリコン最高位 : 98位)では音楽性の方向転換も止むを得なかったとも思いますが・・・。」
というわけで、かなりの前衛的なコンセプトだったことが
よくわかる。
んで、最近youtubeで歌番組に出た際の映像がUPされた。
http://www.youtube.com/watch?v=woWL5lQidqw&mode=related&search=
・・・意外といいじゃん。
これが現代だったら7千枚よりは売れたろうなあと思ってしまう。
早すぎたグループだったのだなあ・・・。