献血

社会人になってから定期的に成分献血を行なっていて、
本日3ヶ月ぶりにやってきました。
一応、健康管理のためというのが定期的に行なっている理由です。
(献血で得られるデータでどれだけ健康管理できるのか
という疑問は置いておく)


いつも通り新宿東口の献血ルームに行く。
ここはマンガや雑誌もあるし飲み物も豊富で、お気に入りの献血センターの一つ。
他は札幌にあるので、事実上都内のお気に入りはここしかないのだけど。
入ってすぐに人の多さに気がつく。
「はて?今日は平日なのになんでこんなに人がいるんだ?」
そう思って検査の際に看護士さんに聞いてみると、
「昨日、72hoursというNHKの番組で新宿東口献血ルーム
取り上げられたからその影響かもしれませんね。」とのこと。


そういや、NHKで72hoursがレギュラー番組になったんだっけと思い出す。
http://www.nhk.or.jp/docu72/
元々この番組は、昨年末に30分の特別番組でやった番組で、
その時、結構面白かったので、これはレギュラー化するかもと思ってた番組。
TVに取り上げられるだけでこれだけ人の数が増えるのだなあと、TVの力を実感。


さて、献血ルームは最近IT化が進んでいる。
「なんの役に立つのだろう」というタッチパネル式の問診端末とかが
この前(7月くらい)は導入されていた。
今回、10月より導入されたのは従来の「献血手帳」に変わる「献血カード」
この献血カード、実は北海道では先行的に導入されていたものの改良版。
北海道は私が高校2年か3年の時に(おそらく1998年前後)顔写真を撮影して、
端末に取り込み、カードには光磁気で多くの情報を入れて渡していた。
北海道でしか使えなかったので、東京に出てきた際には
「何コレ?」という顔を職員にされ、強制的に献血手帳にされてしまった経験がある。


今回のカードは顔写真の登録がないみたいだが、やはり最近の
個人情報に対する意識の高まりがあって、なくなってしまったのだろうか。
顔写真の登録の理由は「個人の識別のため」だったのだけど、
おそらく顔写真がなくなった代わりに、今回は献血のたびに最初に設定した
暗証番号が必要になったということだろう。


北海道の献血カードはやっぱり全国展開への実験だったのだと感じる。
今回の献血カードは全国展開のようで、北海道も旧カードは回収しているようだ。
なんだか残念。北海道は特別!みたいな地域ナショナリズム?をくすぐってくれたのに。
参考サイト http://www.kenketsu.com/jp/j460.html#101


ちなみに新宿東口献血ルーム献血協力者を少しでも増やすために
いろんな作戦(占いとかマッサージとか)をやってるのだけど、
その一環で、ディスクユニオンと協力して、献血カード提示者に
割引とか買取額UPとかをやってるらしい。
血の不足は深刻なのかなあ。
http://blog1.musicfield.jp/du_ds11/archives/2006/10/_20up_off.html