高円寺の乱

予想以上の反響を起こした外山選挙でした。
高円寺には初日は関係者のみだったのが、
最終日や開票日には黒山の人だかりが出来ていました。


もちろんyoutubeに載るだろう事は少しは予想していましたが、
あそこまで反響を呼ぶとは思っても見ませんでした。
選挙管理委員会まで動かしてしまったし、そのおかげで、
日本においてネット時代の選挙システム作りが
全然追いついていない事が露呈してしまいました。


高円寺に集まっていた人はyoutube2chを見て来た人がほとんどで、
面白半分の人が多かったのは事実ですが、それでも私は可能性を感じました。
組織が全くなかったところに、普通の社会人や学生がかけつけ、
色々手伝いをしていました。
高円寺に来る人の中には、「主張に感動した」という若い人や
「今まで政治は変わらないと思って、選挙に行かなかったけど、
 それをズバリと言ってくれたから逆に投票した。」と言う人もいました。


少なくとも集まっている人たちが若い人たちだったことに、可能性を色々感じました。
特に、某候補が(少なくとも私から見たら)旧来の組織に頼っていただけに。


ジャーナリストを目指している人間が特定候補に肩入れするのは
良くないと言う意見があるかと思いますが、私はそれはそれでアリだと思っているし、
ある意味、参与観察ですよね(笑)


今回の選挙について勝利か敗北かと問われた場合、色々考えましたが、
私は勝利だったと結論付けました。
あれだけのムーブメントを巻き起こす事が出来、外山氏の支持者も増えたのですからね。
(ちなみに、私は100%外山氏を支持しているわけではないが、共感するという考え)
私の底流にある考えとして、現場主義、行動第一主義というのがあるので、
少なくとも、外山選挙を身近で見た私はこの2点から考えて成功です。