会見

本日は学生部長との公式会見でした。
色々、提出したのだけど、学校祭についての時
今年は社会学部と現代福祉側でやりたいと文章を出したら
「そりゃあ厳しいかも・・・」と言われてしまった。
社会学部側でやった方が花火や音の関係でいいのだが・・・。

光の雨という映画をみた。
http://www.cqn.co.jp/HIKARI/
元々、小説が原作で連合赤軍の山岳ベース事件を中心に描いた映画だ。
自分は少々サヨが入っているので、こういう映画を見るのは大好きだ。
しかし、月並みだがやはり「総括」の名を借りた殺人は理解しがたい。
革命戦士になるためにはそれしか方法は考えつかなかったのだろうか?
やはり、純粋に信じすぎてしまったのだろうか。
信じるということは時に狂気を引き起こすということだろうか。
こんな風に一般化してはいけないのだろうけど、
オウム事件や肉親や愛した人を殺す事件が後を立たない状況をみるとそう思う。

出演者が自分が演じた人物に語りかけるシーン(といっても劇中劇を
やっているので、台本があるのだろうが)は心に残るものばかりだったが、
特に劇中最後の、裕木奈江のセリフは印象的だった。

「上杉和枝(永田洋子)さん、お元気ですか。あなた達が求めた革命は未だに
起こっていませんし、これからも起こる気配もありません。
随分、酷いことがあった時代だなと思いましたが、
では今の時代がどうなっているのかというと、
より酷くなっているような気もします。
世の中は感情的になっていて、私達は自分で自分を守るしか未来を切り開けない。
そういう時代を生きています。」

ちなみにこの映画でのハマリ役はこの裕木奈江だったと思う。
迫力もあったし、昔に批判された頃の裕木奈江とは違っている。
先日、「突入せよ!あさま山荘事件」もみたが、
どちらも面白い作品だと思う。
どちらの側も日本の将来を考えていた時代だったと言うことには変わりがない。