今日は色々大変だ

むかついたり、がっくしきたり。

さて、最初に昨日の成人式ネタの続報。
川崎市では新成人の代表がなかなか素敵な
パフォーマンスをなさったそうで。
http://www.kanagawa-np.co.jp/news/nw04011323.html

まあこの新成人は論外だけど、
確かにあの人の話は長くてつまんないしなあ。
それに加えて市議の話なんて聞いてられないだろうな。
でも多分、アベちゃんはこの考えを譲らないだろうなあ。
あの人、結構ガンコだから。

で、次は裁判の話題です。
エロ漫画が「わいせつ」に当たるのかどうかの
初の司法判断が出ました。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040113k0000e040083000c.html
http://www.asahi.com/national/update/0113/012.html
私はこの判決は残念な判決であると考えます。
理由は数点。
1、裁判長は「性犯罪の増加は性情報の氾濫と関係がある」という旨を述べましたが、
この点について被告・検察ともに述べておらず、いきなり出てきた。
つまり、既にきめつがああり、その元で裁判が進んでいたということになる。
2、わいせつは社会通念に左右されるが、なにが社会通念かは裁判所が判断する
つまり何がわいせつかは裁判所の独断事項だ
3、摘発されないということ=社会に許容されているわけではない
どれがいつ摘発されても不自然ではない
4、消しの濃い薄いではなく、絵の作風やストーリーといった内容に踏み込んで判断する
つまり作品と表現そのものへの取締りである。

私は法律の専門家ではないので、ちょっとチャタレイ事件のことなどは
わからないのですが(不勉強ですいません。)
この判決は間違いなく、出版業界に自主規制の強化等の影響を及ぼし、
さらに、コミケ等の同人業界も影響するでしょう。
東京都の条例改正にも影響するでしょう。

18禁ということで区分陳列・包装もされている書籍に対し、
ここまでの規制をかける必要性がどこにあるのか。
では「山本直樹」や「砂」等の作家も摘発されてしまうのでしょうか。

この裁判は間違いなく最高裁まで争うことになるでしょう。
そして私は、今後もこの裁判を支援していきます。